「LIVE AT GLENN MILLER CAFE」(AYLER RECORDS AYLCD−030)
EXPLODING CUSTOMER
うーん、よくわからん。全然聴いたことのないグループ、メンバーなんだけど、アイラーレコードだし、グレンミラー・カフェのライヴということで、購入してみたが、きっとアトミックとかノー・スパゲティ・エディションとかクインテットみたいに、ノルウェーの気鋭の若手グループなんだろなと思ってジャケットを見ると、テナーのひとはかなりの年配である。ピアノレスでトランペットとテナーの2管編成なのだが、どうも煮え切らない演奏。マーチン・クーヘンというテナーはとくに、荒っぽくて、大味。ドラマーはソロでがんばってもりあげるが、これも荒っぽくて、どこかのアマチュアジャムセッションで大拍手が来るタイプ、という感じ。全体に、うまいアマチュアバンドの域を出ていないように思います(言い過ぎか? いいよね)。それなのに、曲ごとにものすごい拍手と大歓声が聞こえるのは、きっとバンドメンバーの友達が、レコーディングだというので集まってきているのだろうそうにちがいない……とまで想像してしまうようなアルバムでした。すんません私の好みではありません。でも、もしかしたら私が知らないだけで、すごく有名な人たちかもなあ。だったらごめん。なお、対等のグループだと思うが、全曲を作曲しているテナーのマルチン・クーヒェン(と読むのか)の項に入れた。