「TWO BANDS AND A LEGEND」
CATO SALSA EXPERIENCE AND THE THING WITH JOE MCPHEE
めちゃめちゃかっこええ。もう、最高です。THE THINGだけでもかっこいいし、過激なのに、このサルサバンドという名のロックバンドは火に油を注ぐというかとんでもないジョイント状態をつくりだしており、曲はどれもいいし(4曲目のマツの曲、テナーでメロディーを吹くあたりのかっこよさは筆舌に尽くしがたい)、ボーカルもいいし、狂乱のサックスソロもすばらしいし、ジョー・マクフィーのソロはコンセプトをまるで無視したフリー・インプロヴィゼイションで、これまたある意味過激だ。いやー、こういうのは大好きだなあ。前作(?)の「サウンズ・ライク・ア・サンドウィッチ」も良かったが、こっちのほうが好み。とにかくマツのファンはぜったい聴くべきであります。これ、目の前で見たら興奮しまくるだろうなあ。でも、こういうアルバムが分別にはいちばん困る。とりあえず先に名前のでている「カトー・サルサ・エクスペリエンス」のリーダー、カトー・トーマセン(と読むのか? 前作では「カトー・サルサ」という名前になっていたが改名した?)の項に入れておくが便宜的なものです。